国内産の良質な天草を厳選してつくる太洋の寒天 丹誠をこめてお客様へお届けします



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西伊豆町堂ヶ島の仁科漁港近海の天草漁は、船から「まんが」という道具を使って引き上げる伝統的な漁と、地元の海女さんによる素潜り漁がある。いずれも収穫する天草は、水深4~5m程の浅い海底で育ったもの。私たちは、この海ですくすくと育った良質の天草を使って、ていねいに寒天をつくりあげています。

この故郷の海で育ったかけがえのない恵みに精一杯の愛情を注いで

天草のふるさとへ。 西伊豆仁科漁港近海

海女さんの天草収穫が、寒天づくりの第一歩。


西伊豆の海女さんは皆、大ベテラン。今なお現役の海女さんの素潜りはとても華麗です。午前中、海でずっと天草漁を行い、午後は穫った天草を陸揚げして、その日中に干す。海では数キロのおもりを腰に巻いているので陸にあがると足腰にかなりの負担があるはず。それでも元気に漁を終えて振る舞う姿は、いつだって凛としています。

天草漁は早朝からはじまる

海底の天草をめがけて一気に潜る

穫った天草を浮きに吊るした網に移す

1回1分程度で天草を収穫

収穫された天草は手をかけて女草へ。


太陽光が十二分に届いた場所で育つ天草は、天草本来の臭いが強く、まさに海の幸の香りが漂う。天日干しにすると木目の細かい柔らかくて軽い女草(おんなぐさ)になる。この天草を使った寒天はまさに絶品です。

水揚げされた天草を干す

入念に水洗いをする

幾度となく水掛けを繰り返す

風通しのいい網台に並べ天日干し

やがて、黄金色になる天草。女草となり良質な寒天をつくる材料となる。

「まんが」による伝統的な天草漁


西伊豆仁科のもうひとつの伝統的な天草漁があります。「まんが」と呼ばれる串状の網を海に沈め、そのまま船で引きづり採取する方法です。海底4〜5メートルの海底の岩に生息する天草をまんがに引っかけ一気に引き上げます。

まんが写真

まんがによる天草漁写真

自然の恵みを大切に。